映画「レディ・プレイヤー1」 何でもありを見事にバランスよく作った
映画「レディ・プレイヤー1」を観ました。
Movie Walkerの評価から、そこそこの出来だけれど確実楽しませてくれるであろうと期待してみました。
日本では、ソード・アート・オンラインなど、アニメでは数多くMMOゲームを映像作品化されています。
そして、今のCG技術なら大抵のことはできるだろうと考えられます。
ある意味何でもありの世界を、何でも表現できる現在の映像技術で作ったらどうなるだろう。
誰もが思いつくことかとは思われますが、今となっては誰もがやりたがらないだろうなと思います。
それをスピルバーグがやってくれました。
しかも、映像も満足できる形ながら、異常に派手過ぎないまとまった形で作ってくれました。
想像以上に良かったです。
こういう映画だと、映像の刺激先行でパシフィック・リムやトランスフォーマーのようなものができてしまうのではと危惧するのですが、うまい具合に収めてあります。
しかもタブレット端末の発展形の空間タッチパネル(この作品が初登場というわけではないですが)も未来を感じさせてくれます。
メカゴジラやガンダムまでも登場します。
ハリウッド・ガンダムで一番まともかもしれません。
ひょっとしたら、今年のマイベスト映画になるかもしれません。
チラシなどが子供向けっぽく見えますが、結構おすすめです。
余談ですが気になることが。
この世界の住民の、仕事などのリアルライフがどうなっているのかということと、体の動作を伴うMMOをなぜ屋外でプレイしているのかということが疑問です。
洋画:レディ・プレイヤー1 2018年
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、
サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィン
(日本語吹き替え版)
ウェイド: KENN
サマンサ: 坂本真綾
フナーレ: 茅野愛衣
山寺宏一、三ツ矢雄二、高島雅羅、玄田哲、松岡禎丞、日高のり子