映画「インセプション」 久々の巧妙な設定
ジブリ映画の「借り暮らしのアリエッティ」がタイミングが合わなかったため、こちらの「インセプション」を観ることにしました。
TVの宣伝によると、かなりの大作のようですが果たして…。
面白い。
久々に、この世界に浸れる映画だと思いました。
どこかで観たような設定が、と思って観てました。
「アヴァロン」「パプリカ」「メメント」など…。
まあ、色濃く影響を受けているのはやっぱり、「マトリクス」か。
果たしてTVCMの「もっとも感染力の高いのはアイデアである」とは…。
相手とチューブを接続し同時に眠ることで、相手の夢の中に入り情報を盗む。
相手にとって、ここが夢の世界だと気づかせずに行うことがポイントのようです。
相手の夢に入り込むといっても、ある程度、舞台設定というか世界を作ることができる。
そして、夢の中で死ぬか特定の刺激によって、夢の世界から覚めることができる。
この設定が意外にすごい。そして、確信の部分にと繋がっていきます。
この映画には、欠点がいくつかあります。
最初のうちは、この映画の世界設定がよくわからずに進んでいくことです。
そして映画のポイントがわかったあたりから、妙な急展開過ぎること。
この映画の深いテーマである「もっとも感染力の高いのはアイデアである」が、結局デカプリオの個人的な話で終わっていること。
で、ラストはよくわからない。
でも、久々に震えるような世界観に浸れた。
うん、よかった。
洋画「インセプション」 2010年
監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・デカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、エレン・ペイジ
映画:インセプションを記事にしているブログ
・COLOR of CINEMA:『インセプション』 Non, je ne regrette rien
・ワノログ:『インセプション』を見て来た
映画:インセプション
毎日暑いですね~。出かけるのもおっくうなので夏休みでもやっぱりレイトショー。そんなわけで他の書込を見てもすこぶる評判の良いインセプションを観てきました。