映画「メメント」 10分しか記憶のもてない男を体験する映画
映画「メメント」を観ました。
素晴らしい。
常に集中して観ることを要求され、内容がそれに答えてくれます。
事件により10分しか記憶できなくなった男が、その事件の復讐に挑むストーリーです。
ある男を撃ち殺し「た」シーンから、映画が始まります。
フィルムが逆回しされていることが、この映画の特性を暗示しています。
場面が順行するものと、時間を遡るように逆行するパートに分けられて、物語は進んでいきます。
そしてそれが1つに交わるときに、真相が見えてきます。
言葉で語ってしまうと、設定から、そういう内容になっているんだなで終わってしまいそうです。
だから、映画を観て確かめて欲しいです。
「パルプ・フィクション」を観たとき、時間軸をいじった演劇的な映画と思いましたが、この「メメント」は紛れもなく映画です。
ぜひ観て欲しいです。
洋画「メメント」 2002年
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
配給:アミューズピクチャーズ
出演:
Leonard Shelby:ガイ・ピアース
Natalie:キャリー=アン・モス
Teddy Gammell:ジョー・パントリアーノ
Burt Hadley:マーク・ブーン・ジュニア
Catherine Shelby:ジョージャ・フォックス
Sammy Jankis:スティーブン・トボロウスキー
ハリエット・サンソム・ハリス
ラリー・ホールデン