映画「天使の恋」  無名キャストが光る

公開日:  最終更新日:2017/12/17

演劇台本がもとになった『大洗にも星はふるなり』が観たかったのだが、その映画館は、会館後15分をすぎたら入場できないというルールがあった。

で、仕方なくこの『天使の恋』というベタなタイトルの映画を観た。
どうも、携帯小説が原作らしい。

永澤まさみが主演しそうな純愛映画と思ったら違い、結果から言えば結構よかった。
有名どころは谷原恭介くらいだが、女学生役らが(役者として)無名だが結構いい演技をする。
それがやや荒削りなストーリーを補完し、観終わったあとでいい印象を持てた。

最初のシーンはよくわからなかったが、のちにグレるきっかけとなった堕胎手術のシーンとわかる。
そこから主人公の黒い人間性が発揮されるかと思いきや、結構いい人っぽくやっていく。

この辺を中途半端と見るか、ソフトでいいかと見るかで評価が分かれるだろう。

後半からは、まあ、普通の恋愛映画になるが、変に偏りすぎていないというか、すんなり観る事ができる。
ラストがあそこで終わったほうがいいのでは、と少し不満が残るけど。

邦画「天使の恋

評価:★★★★☆
監督:寒竹ゆり  原作:sin
出演:佐々木希、谷原章介、山本ひかる、大石参月、七菜香、加賀美早紀、酒井若菜、

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・お気に入りの映画2:天使の恋
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Comment

  1. 天使の恋

    同名のケータイ小説を映画化、一説によればケータイ小説史上最高のアクセス数なんだとか。脳腫瘍の大学教授と訳あり女子高生のラブストーリーです。主演は雑誌「PINKY」のカリスマモデル・佐々木希と『ハンサム★スーツ』の谷原章介。共演に酒井若菜、山本ひかるも出演している。監督・脚本・プロデュースは長編デビューの寒竹ゆり。映画初主演の佐々木希の体当たりの演技に注目!

  2. 天使の恋

    2009年
    日本映画
    監 督
    寒竹ゆり
    出 演
    佐々木希、山本ひかる、大石参月、七菜香、加賀美早紀、深水元基、酒井若菜、谷原章介
    あらすじ
    飛び抜けて美しく、常に仲間の中心にいる理央(佐々木希)、17歳。過去のトラウマから他人を信じられず、自分に役立つ人とお金にしか興味を持てずにいた。そんなある日、どこか寂しげな大学講師・光輝(谷原章介)と出会い、運命的に恋におちる――。初めて人を愛することを知り、生まれ変わったように輝き出し、これまでの自分を悔い改めようとする理央。…

  3. 天使の恋 映画館では傘を差さないでね

    【 64 -13- 1ヶ月フリーパスポート=12 】 日曜の仕事帰りに見た映画。
    うっかり気を抜いている時に目にはいると「どきっ!」ってしてしまう、佐々木希のセミヌードが超まぶしいあのポスターの映画。。。
    「僕の初恋をキミに捧ぐ」よりももっとマニアックなファン層の映画かもとびびりながら入館してみたら、意外と男女・世代、まんべんない感じで安心した。
     飛び抜けて美しく、常に仲間の中心にいる女子高生の理央(17歳)は、過去のトラウマから他人を信じられず、お金にしか興味を持てずにいた。友達も、彼氏も、近寄って…

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