この映画を見たときこう思いました。
「うーん、よく映画化しようと思ったなあ。」

また、原作を読んだときこう思いました。
「うーん、よくこんな漫画を描こうと思ったなあ。」

この「20世紀少年」のような、こういう奇天烈ストーリー的をまじめに描くものは、小説ではよくあっても、漫画ではないように思います。
というか、うーむ。

でも、外国でも絶大な人気のある漫画らしいです。

この「２０世紀少年　もうひとつの第１章」（ＴＶ用微妙に改変版らしい）は、なんかこんなモヤモヤ感が再現されているような気がします。

今ひとつここで盛り上げる、という感じに作っていない気がするのですが、どうでしょう。
この作品は誉めていいのか迷います。
どうなんでしょう？

邦画「２０世紀少年　もうひとつの第１章」ＴＶ用少しアレンジ版　2009年

評価：★★
監督：堤幸彦
漫画原作：浦沢直樹
主題歌：T. REX「20th Century Boy」
出演：
遠藤健児（ケンヂ）：唐沢寿明
落合長治（オッチョ）：豊川悦司
瀬戸口雪路（ユキジ）：常盤貴子
皆本剛（ヨシツネ）：香川照之
丸尾道浩（マルオ）：石塚英彦
子門真明（モンちゃん）：宇梶剛士
福田啓太郎（ケロヨン）：宮迫博之
木戸三郎（ドンキー）：生瀬勝久
服部哲也（フクベエ）：佐々木蔵之介
遠藤カンナ：平愛梨
万丈目胤舟：石橋蓮司
神様：中村嘉葎雄
遠藤貴理子（キリコ)：黒木瞳