映画「パコと魔法の絵本」   要注意!! 観るにはそれなりの覚悟が必要です

公開日:  最終更新日:2020/01/08

映画チラシ:パコと魔法の絵本

映画「パコと魔法の絵本」を試写会で観ました。

怪作品です。

ディズニー、ピクサーに挑戦したのかと思っていたら、違ってました。
まるで、「キル・ビル」を初めて観たときのようです。

とんでもない奇天烈ワールドだと思ったら、原作は舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』を映画化したもの。
後藤ひろひとでした。

まず、絵本を読んで聞かせるまでがカオス。
そして、その絵本のとおりのお芝居がはじまるまでが、奇天烈。
お芝居がはじまると、普通?のファンタジック・ワールドという感じ。

この三部構成で、正直ほめていいやらよくわからないです。
でも、あの飛び出す絵本は、正直ほしくなる作りこみです。

笑いと感動を織り交ぜているが、お芝居が始まるまではとまどいが一番大きいでしょう。
原色をふんだんに使ったカラーは美しいが、映画の中身はどうだろう。
あのCGは必要なのでしょうか?

それでもラストは感動的でした。

割り切って世界を受け入れられればそれなりに楽しめるだけど、人を選ぶと思います。「嫌われ松子」の再来はないです。

小池栄子がすごいです。ええ。
なんと形容したらよいのかわかりません。

邦画「パコと魔法の絵本」 2008年

監督:中島哲也
出演:アヤカ・ウィルソン、役所広司、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑