映画「ホテル・ビーナス」を観ました。
草彅剛がチョナン・カンとして初主演した日本映画です。

あらすじ

最果ての街。うらぶれた喫茶店“カフェ ビーナス”の奥にある“ホテル ビーナス”には、心に傷を負った流れ者たちが住んでいる。1号室には酒浸りの元闇医者“ドクター”と、ホステスとして働きながら生活を支える元看護婦の“ワイフ”が、3号室には花屋を開くことを夢見る娘“ソーダ”が、4号室には殺し屋を自称する少年“ボウイ”が暮らし、屋根裏部屋である0号室の住人“チョナン”は、恋人を亡くし生きる気力を失って3年前にホテルに来て以来、カフェのウエイター兼ホテルの世話係をしていた。そして、そんな彼らを温かく見つめるのが、片足の不自由な謎の女主人“ビーナス”だ。ある日、新しい住人がやって来た。無口な男“ガイ”と彼の義理の娘“サイ”である。ガイは、不治の病に倒れたサイの母親を愛しているが故に殺め、警察に追われる身の上。しかし、彼の気持ちを理解仕切れないサイは、母親を失ったショックから心を閉ざしていた。そんな彼女を温かく囲んでやるうちに、自身の人生を見つめ直すようになっていくホテルの住人たち。「生きているから色んなことがあるのではなく、色んなことがあるから生きるのだ」　それから半年後、それぞれに再起し新しい人生を歩み始めたチョナンたちのもとに、新しい客が訪れる。だがその時、ビーナスが静かに息を引き取るのだった……。

退廃したような裏悲しい感じの映画で、全編にわたってLOVE PSYCODELICOの曲が使用されて、独特の世界観に貢献しています。

世界観と映像はうまく作られているけど…、という映画でしょうか。

邦画「ホテル・ビーナス」　2004年

監督：タカハタ秀太
脚本：麻生哲朗
配給：アスミックエース、松竹
音楽：ラブサイケデリコ
出演：
Chonan：草なぎ剛
Venus：市村正親
Sai：コ・ドヒ
Guy：パク・ジョンウ
Doctor：香川照之
Wife：中谷美紀
Soda：チョ・ウンジ
Boy：イ・ジュンギ
♂Man in Venus Caf?：つんく♂
Old Man：伊武雅刀
Flower Shop Owner：松尾貴史
Fishy Doc：勝村政信
BERA-BERA Stranger：香取慎吾
Duster：PETE
Policeman in Black Suit：田中要次