映画「パーフェクトブルー」 再度鑑賞
なんとなく気になって、アニメ映画「パーフェクト・ブルー」再度見てみた。
もう、10年前に見た作品だ。
「千年女優」「妄想代理人」「パプリカ」の今敏監督の出世作である。
原作は竹内義和の小説「パーフェクトブルー 完全変態」らしい。
10年前に観たときは難解な作品だと思ったが、ストーリー構成を知っていれば難しい作品ではない。
ただ、意図的に作品中の現実と劇中劇(主人公の主演ドラマ)とがダブるようになっており、また日々の疲れから幻覚らしきものを主人公が見るようになっているので、わかりにくい。
まあ、演出上、主人公が主演ドラマや幻覚と現実の区別がつかなくなることを意図しているので、当然といえばそうなのだが。
安易にヌードを引き受けたことが大きな原因なんだけど。
また、絵柄や演出に時代を感じる。
当時のことを考えると、こんな感じの作品を作りたくなるのはわかる。
アニメ邦画「パーフェクトブルー」 1997年
評価:★★★
監督:今敏 小説原作:竹内義和
声優:岩男潤子、松本梨香、辻親八
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ノルウェー暮らし・イン・London:「PERFECT BLUE」今敏監督映画