映画「珍遊記」 なぜこれを作ったのか…
映画「珍遊記」観ました。
まあ、よく映画化したなと思ったら監督はあの山口雄大。
原作は、週刊少年ジャンプで衝撃的デビューした伝説の作品。
子供の落書きを思わせるような画風といい、斬新さを求める週刊少年ジャンプ/集英社がついに気が違えたかと思いました。
さて映画の内容ですが、ちんこなどの単語の連発はあるものの原作の破壊的パワーはないです。それが表現できるものかどうかはわかりませんが。
意外にまともな映像作品になっています。
この珍遊記という作品の世界を表現できていないというか、じゃあなぜ映画化したんだという疑問がぬぐえません。
山口雄大作品としても、「地獄甲子園」の方が勢いがあったように思えます。
邦画「珍遊記」 2015年
監督:山口雄大 漫画原作:漫☆画太郎
出演:松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧