アニメ映画「サマー・ウォーズ」観ました。
アニメ映画「時をかける少女」と同じ、細田守監督の作品です。
時かけと同じように、あえてリアルを捨て、電脳世界の比喩的な表現や、牧歌的な演出が多いです。

サマー・ウォーズのあらすじ。

　夏休みに高校のサークルの先輩に、恋人になりすましを頼まれてその先輩の実家に行くことになった。
その実家に行き、いろいろとせわしい日中を過ごした。
夜になって謎のケータイメール（暗号）を受信する。数学オリンピック日本代表になり損ねた主人公は、そのメールの暗号をとき、送信する。
すると、翌朝とんでもないことになっていた。決済機能やＳＮＳ機能を世界的につかさどるＯＺというサーバーをハッキングしたことになっていて、事実上の指名手配状態となってしまった。

「時をかける少女」のような力作になっていますが、やはりパワーダウンは否めません。
まあ、期待が大きすぎたかもしれませんが。

１つめは、題材がよくない。
電脳空間での戦いでしかも相手は人間でなくAI。なんでもありになりがちだし、コロニー落としもリアルが感じられなかったです。

２つめは、複線を張っておいて後にそれが消化されていって観ている側がああとなるとものがほとんどないこと。
後に繋がっていく形でないと、ね。

邦画アニメ「サマー・ウォーズ」　2009年

監督・原作：細田守　　キャラクターデザイン：貞本義行
声優：神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月、斎藤歩、
横川貴大、田中要次

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参考記事：
・「時かけ」の細田守監督が送り出す最新作「サマーウォーズ」特報ムービー公開
・日本アニメ初の快挙！ 『サマーウォーズ』がロカルノ映画祭で大絶賛