ちょっと迷ったが「剣岳　点の記」を観た。
他に公開日である「エヴァンゲリヲン新劇場版・破」、ミッキーローク主演の「レスラー」が気になっていた。特に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」は破だけに今までのストーリーを覆してくれる可能性があったので。
でも、どちらも公開している劇場が少ないですが。

陸軍測量部から任命されて、前人未到の剣岳山頂に測量の基準となる三角点を設置することになった。おりしも山岳会が結成されそちらも剣岳登頂を狙っているという。
という話し。

雄大で険しい剣岳の感じはよく出ていた。
まあ、予想どおり地味な感じな映画だった。

そして、ちょっとドラマとして後半が残念だった。
修験者の言葉「雪を背負いて登り、雪を背負いて下りよ」の展開があっさり片づけられてしまったり、山岳部が思ったより活躍しなかった。

結局、あの修験者がアントニオ猪木だったのかもしれない。
原作や史実があるので、あまりいじれなかったのかもしれないが。
宮崎あおいは、かなりきれいに撮れていたよ。

邦画「劔岳　点の記」　2009年

評価：★★
監督：木村大作　　原作：新田次郎
出演：浅野忠信、香川照之、松田龍平、モロ師岡、仲村トオル、宮崎あおい、國村隼、井川比佐志、夏八木勲、役所広司、石橋蓮司、田中要次

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