映画「NANA」  中島美嘉・宮崎あおい主演、意外とゆるい展開

公開日:  最終更新日:2024/03/01

映画チラシ:NANA/矢沢あい原作

昨年のヒット映画「NANA」を観ました。
矢沢あいの原作漫画からの映画化です。

地方から東京に向かう新幹線で、偶然隣同士の席に座ったナナと奈々。2人とも20歳で、東京到着後、ひょんなことからあるマンションの707号室でルームメイトとなる。パンクバンドでボーカルをしてきたナナはバンド《BLACK STONES(略称「ブラスト」)》の活動を開始。一方、奈々は以前から付き合っている章司に満足だったが、次第に気持ちがすれ違いだす。ナナも、かつての恋人とのつらい再会が待ち受ける。

ヒット曲2曲を映画内にもち、わかりやすすぎるくらいのキャスティングで「こりゃ当たるわ」と思って観ました。

あっ、と驚く内容…。

というか、最近には珍しく緩やかな映画。
ながらで観てもそれほど差し支えなさそうです。

というか山場がないです。

バンドと恋愛という申し分ない材料を持ちながら、なんとなく終わります。

続編が、ぷんぷん匂います。
連続ドラマの半ばの、5話の前半30分だけ見たような感じ。

現在進行形の原作をもつということもあるのでしょうが、かなり不満が残ります。
バンドでも恋愛でも、どちらでも山場を作れるはずなのに…。

ハチが過去形で、劇中にモノローグをはさんでいたのはどういうこと?
伏線でなければ臨場感が薄れて、邪魔になるだけだというのに。

続編が作られているらしいですが、宮崎あおい降板とか前途多難らしいです。
個人的には、原作人気かどうかのために、監督・俳優をいじって欲しくないんだけど…。

邦画「NANA」 2005年

監督:大谷健太郎
漫画原作:矢沢あい
配給:東宝
主題歌:GLAMOROUS SKY
出演:
大崎ナナ:中島美嘉
小松奈々(ハチ):宮崎あおい
寺島伸夫(ノブ):成宮寛貴
岡崎真一(シン):松山ケンイチ
遠藤章司:平岡祐太
川村幸子:サエコ
レイラ:伊藤由奈
藤枝直樹(ナオキ):水谷百輔
早乙女淳子:能世あんな
高倉京介:高山猛久
高木泰士(ヤス):丸山智己
一ノ瀬巧(タクミ):玉山鉄二
本城蓮(レン):松田龍平

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑