映画「デスノート前編」 ナオミのあたりが悔やまれる
映画「デスノート前編」をTVで観ました。
原作を知らないで観たが、評判どおりかなりよかったです。
しかし突っ込みどころもいくつかあります。
藤原竜也があまり知的に見えない(まあ、些細な問題)のはさておき、FBI捜査官コンビ絡みが疑問に残ります。
FBI捜査官にあまり凄みが感じられないし。
それは幻想かもしれないが、その恋人の元FBI南との美術館対決シーンが問題です。
いかにも、モニタ前で殺人を行わせて立証しようしてます、という元FBI南の安直さがこの映画には合わないです。
原作にないオリジナルシーンが盛り込んであるらしく、その辺がこの違和感の正体なのかも知れません。
“L”は存在感が秀逸です。
原作どおりのイメージのようです。
邦画「デスノート前編」 2006年
監督:金子修介
出演:藤原竜也、松山ケンイチ