映画「検察側の罪人」 キムタクとニノ初共演

映画「検察側の罪人」を観ました。
宇多丸のムービーウォッチメンを聞いて、観ることにしました。
序盤のニノと松重豊との取り調べのやり取り。
これで一気にこの世界に引き込まれました。
ニノの迫力のある演技。素晴らしいです。
キムタクは相変わらずキムタクですが悪くないです。
そして容疑者松倉を演じた酒向の怪演。
怪しげな雰囲気と、少女殺害を思い出しながら性的興奮をする有様と見事な演技でした。
ただ登場人物の背景がやや語り不足気味ですが、ストーリーが展開するにつれ、必要な情報はわかってくるようになってきます。
葛藤はわかるけど、ラストはちょっと不満でした。
でも、見どころの多い作品です。
キムタクVSニノと考えると、ニノに軍配が上がるなあ。
邦画「検察側の罪人」 2018年
監督:原田眞人 小説原作:雫井脩介
出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、松重豊、平岳大、八嶋智人、
大倉孝二、山崎努、矢島健一、音尾琢真