映画「デス・ノート the last name」(後編)
映画「デス・ノート後編 the last name」を観ました。
凄いです。
一気にラストまで夢中になりました。
多分、本年最高の映画となるでしょう。
映画の前編(前作)はやや粗があったものの、今回は申し分なかったです。
私は原作を読んでいないからよかったのですが、原作を読んでしまっている人は不幸かも知れません。
この映画の旨みに辿り着けないかも知れないから。
この映画のよさは、原作だけではないはずです。
予告編などから、新たなデスノート所持者が出てくることにより、3つ巴の戦いになるのかと思っていました。
でも、デスノートを使いたがる人間は、キラ支持派のようです。
「死神界は腐っている」ということも、自分が予想した展開と違った理由でしょう。
前作が徐々に押し寄せるように展開していくとするならば、今回はめまぐるしいくらいに展開していきます。
でもそれが素晴らしい。
キャスティングも、ルックスとキャラクタの配分が絶妙といえる。
ラストの場面だけで言えば、予想通りだという人も多いでしょう。
しかしその展開までもっていく仕掛けがいいです。
おそらく原作通りかなと思われます。
前作は美術館オリジナルエピソードという前科があることからも。
作者は連載開始当初からそのラストのからくりのイメージがあったのかもしれません。
ルールかあ。
原作者:大場つぐみは天才かもしれないですが、どうも謎の人物らしいです。
また「松山ケンイチ」の出演作品を今一度見直す必要があるかもしれません。
邦画「デス・ノート後編 the last name」 2006年
監督:金子修介
漫画原作:大場つぐみ、小畑健
脚本:大石哲也、金子修介
配給:ワーナー・ブラザース
出演:
夜神月:藤原竜也
L/竜崎:松山ケンイチ
弥海砂:戸田恵梨香
高田清美:片瀬那奈
出目川裕志:マギー
西山冴子:上原さくら
リューク:中村獅童
レム:池畑慎之介
松田刑事:青山草太
宇生田刑事:中村育二
相沢刑事:奥田達士
模木刑事:清水伸
佐波刑事:小松みゆき
吉野綾子:前田愛
日々間数彦:板尾創路
夜神粧裕:満島ひかり
夜神幸子:五大路子
佐伯警察庁長官:津川雅彦
ワタリ:藤村俊二
夜神総一郎:鹿賀丈史
P.S.
ラストは原作どおりでなく、替えているらしいです。
多分、映画のほうがしっくりくると思います。