映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を伏見ミリオン座で観ました。
メリル・ストリープの名演技が光る作品です。
でも仕事で疲れていたこともあり、半分以上寝てしまいました。
体調を考えて、役柄も本人も成長しすぎて戸田恵梨香から多部未華子にヒロインが変更された「ライアー・ゲーム 再生」を見たほうがよかったのかもしれません。
そんな状態で観た映画の感想です。
年老いたサッチャーが時々回顧する形で、サッチャー首相時代の話が展開されます。
これが、どこか散漫な感じなダイジェストになっていて残念です。
女ということで白い目で見られてきたり、不況下の議会での苦労、フォークランド紛争の決断と、壮絶なストーリー展開がされます。
特に官邸?が爆破されたりするのは壮絶すぎる。
けれど、景気回復がどうやって成し遂げたのかとか、フォークランド紛争の政治的背景は語られませんでした。
あくまでも、サッチャー首相が主人公のドラマといしての映画でした。
そこが残念です。
洋画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 2012年
評価:★★
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント、アンソニー・ヘッド、リチャード・E・グラント、ロジャー・アラム、スーザン・ブラウン、オリビア・コールマン、ニック・ダニング、ジュリアン・ワダム、アレクサンドラ・ローチ、マイケル・ペニントン、デビッド・ウェストヘッド、リチャード・ディクソン、ヒュー・ロス
映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を記事にしているブログ
・〔後房雄のブログ〕:マーガレット・サッチャー
・映画のブログ:『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 日英の大きなギャップ
■そういえば…
コメントありがとうございました。
この映画は、私も観ました。
確かにサッチャーさんの一人称の映画としてみれば
メリル・ストリープがピッタリだけど
政治的背景の描写は薄かったですね。