TBSのテレビスペシャルドラマ「がん消滅の罠　~完全寛解の謎~」を観ました。
なんでもこのミステリーがすごいの大賞受賞作の小説『救済のネオプラズム』が原作のようです。

こういう知的なものは、それだけで好印象を持ってしまいます。

末期がんと診断した患者が、がん保険の保険金を受領した後にがん完全寛解、つまりがんが消滅してしまう。
医学的にも珍しく保険会社からは保険金詐欺を目的としたニセ診断を疑われてしまう。そして。そんな事例が、自分の診断した患者からさらに発生する。

ドラマ自体は、変にあおることなく淡々と進んでいきます。
可もなく不可もなくという感じですが、原作がいいせいか見続けられます。

原作小説も、小説ならでの旨みがありそうです。

TVSP「がん消滅の罠　~完全寛解の謎~」　2018年

演出：竹村謙太郎　　小説原作：岩木一麻
出演：唐沢寿明、渡部篤郎、及川光博、麻生久美子、渡辺麻友、柴本 幸、
手塚とおる、加藤虎ノ介、勝野 洋、吉田鋼太郎、りょう、北大路欣也