映画「GANTZ Perfect Answer」 やっぱり謎のまま
仕事が忙しくて、いつの間にか震災から1ヶ月以上も過ぎていた。
公開日直前にTVで前作のスペシャル・エディション「ANOTHER GANTZ」が放送された。
それぞれの登場人物+一フリーライターの視点から、前作の「GANTZ」を語るバージョンだ。
で、ますます勢いづいて、ガンツを見に行った。
原作と違って、それなりの幕引きをしているのを期待しながら。
おこりんぼう星人(仏像)からの戦いが描かれず進んでいく。
そして、吸血鬼編というかあのおこりんぼう星人(仏像)の仲間(映画のみの設定?)が、襲ってくるようになる。
とあるアイドルの手に握られる手に収まるガンツ玉(チビガンツ)。
そして死んだはずの加藤勝が、何やら暗躍している様子。
その中で、小島多恵を殺せというミッションが命じられる。
この辺はたぶん原作どおり…。
ガンツの調子がおかしい。
電池不足というか中の人の生命力不足らしい。
そしておこりんぼう星人軍団が、ガンツ部屋に入ってきて互いにやりあう展開に。
最後に、皆が殺しあうことをしないですむ究極の選択とは…。
感想ですが、結構、無茶無茶になっている感じです。
まあ、原作も終わっていないのに、勝手に謎を明かしてしまうわけにはいかないのですが、ラストは読めました。
ただ、まるで話がなかったことのようなことにしてしまうのはどうかと。
ちょっと納得がいかないです。
TVで出てきた加藤晴彦は出てこず、山田孝之が演じる公安は結局存在感なし。
うーん。
邦画「GANTZ Perfect Answer」 2011年
評価:★★★
監督:佐藤信介 漫画原作:奥浩哉
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、
綾野剛、水沢奈子、千阪健介、白石隼也、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之
[映画『GANTZ – PERFECT ANSWER – 』を観た]
☆原作をなぞった感のある前作とは、かなり趣の異なる、「もう、この世界観は見知っているでしょ?」とばかりに、最初からイレギュラーを連発で見せる展開であった。
チビガンツ(黒玉)が現実世界に出現し、何やら、人の生き死にを左右し始める。
で、それを追って…