映画「それでもボクはやってない」 身につまされる痴漢冤罪映画

公開日:  最終更新日:2024/04/17

映画「それでもボクはやってない」をDVDで観ました。

犯罪において問われるものが2つあります。
それは動機と手段です。

痴漢は、男なら誰にでも動機があると解釈されます。
そして、被害者女性保護の観点(および裁判官の心象)から、どういった手段かも、それほど重視されないようです。

本来、刑事裁判は、国家が人を罰することにつながるので「疑わしきは、被告の利益に」とされています。
確実な証拠や状況で持って罪となすものであるが、痴漢の刑事裁判はそうではないらしいです。

それをきちんと伝えているであろうものが、この映画です。
痴漢冤罪事件がいかに恐ろしいかが伝わってくきます。

痴漢裁判になったら99%が有罪になると言われます。

そのため、やっていなくても、やったと認めて和解をすることが一番の方法になっているようです。
うーん。

刑事裁判に興味のある人(知識欲先行)にお勧めです。
興味がないと、結構まじめな映画なので退屈するかもしれません。

邦画「それでもボクはやってない」  2006年

監督・脚本:周防正行
配給:東宝
出演:
被告人(金子徹平):加瀬亮
新人弁護士(須藤莉子):瀬戸朝香
主任弁護士(荒川正義):役所広司
徹平の親友(斎藤達雄):山本耕史
徹平の母(金子豊子):もたいまさこ
アティカス法律事務所弁護士(浜田明):田中哲司
痴漢冤罪当事者(佐田満):光石研
公判立会検事(新崎孝三):尾美としのり
裁判官(室山省吾):小日向文世
傍聴人(板谷得治):高橋長英
岸川署刑事(山田好二):大森南朋
徹平の元彼女(土居陽子):鈴木蘭々
事件の目撃者(市村美津子):唯野未歩子
被害者(古川俊子):柳生みゆ
徹平、達雄の先輩(小倉繁):野間口徹
傍聴人(北尾哲):山本浩司
徹平事件公判裁判官(大森光明):正名僕蔵
東京国際法律事務所弁護士(田村精一郎):益岡徹
徹平事件取り調べ副検事(宮本孝):北見敏之
岸川署刑事(和田精二):田山涼成
岸川駅駅員(平山敬三):石井洋祐
佐田事件控訴審裁判官(広安敏夫):大和田伸也
事件の目撃者(月田一郎):田口浩正
岸川署留置係(西村青児):徳井優
佐田の妻(佐田清子):清水美沙
留置房の同房者(三井秀男):本田博太郎
徹平のアパートの管理人(青木富夫):竹中直人

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